週6日制

学習塾

「学校週6日制」前倒し実施 現場悲鳴「月2回限度」

東京朝刊文部科学省が公立校に導入を検討している「学校週6日制」。
現在休日の土曜日に授業をする「前倒し実施」が、都市部など一部の地域で
進んでいる。
だが、教員の負担増の問題などもあり、現状は上限が月2回など限定的だ。
現場からは「導入するなら教員増などさらに体制を整えるべきだ」との声も
上がっている。【三木陽介、福田隆】

昨年度、全62区市町村で土曜授業の実施校があった東京都。
都教委は土曜授業導入に先立ち、06年度に教員の休日に関する規則を改正し、
代休を取れる期間を見直した。
「休業出勤日の前後2カ月」から「前2カ月、後4カ月」に拡大。
教員が夏休みなど長期休暇中に代休を取りやすくするためだ。
例えば、5月初旬に土曜授業を実施した後に代休を取るには、従来なら
「後2カ月」なので1学期中に取らなければならないが
「授業がたてこんでいて確実に取るのは難しい」(都教委)。
「後4カ月」なら夏休み中に取りやすいとの配慮だ。

岡山、福岡、熊本各県でも同様の改正をしているが、依然課題は残る。
練習してそこそこ弾ければ満足。

そう、英語もそこそこ旅行や仕事で役立てるレベルで
完全週6日制にした場合、土曜授業は年間40〜30回になるが、
その分をすべて代休に振り替えるのは難しいためだ。
すでに土曜授業を実施している現場からは「今の教員数では代休を考えると
月2回が限界」(ある区教委幹部)との声が強い。

今回の1番の課題は教員の労働時間です。
実は、学校週5日制は、教師の労働緩和為に作られたものなんです。
もともとは、当時の貿易摩擦を背景に、
欧米諸国から労働時間短縮の外圧を受けた政府が行った労働政策の一環です。
学校週6日制に移行させる上で、
この項目は改善しなければならない必須項目となっています。

代休期間の見直しはいい改正案だと思います。
しかし、それでも時間的に厳しい部分が多いので、
早急に教員の増員等の対策を行っていく必要がありそうです。
それ以外にも課題は多く残っています。

例えば、部活動の問題。
スポーツ系の部活動は、土曜に公式戦が行われることが多いです。
学校間で試合の調整を行っていかなければなりませんが、すべての学校が
週6日制なわけではないので、そう簡単にはいきません。

強豪校となると、土日は試合や練習試合の日という学校もあります。
ちなみに部活の強豪校は、他校と何が一番違うと思いますか?


一番違うのは時間です。強豪校は練習時間が圧倒的に多いです。
いかに練習に時間を割いたかで、勝利が決まるといっても過言ではありません。

中学校、高校でも土曜は1日部活に割けた時間も、半日授業になってしまい、
練習時間の減少が懸念されています。

また、習い事も課題です。土曜は習い事の日としているご家庭も多く、
1日に何件か掛け持ちしている生徒さんも居ます。
習い事時間の減少は避けられないでしょう。

また、事業界としても顧客の減少などが懸念されます。

親が家族で遊びに行こう!という計画を立てても
「学校があるから無理!」となるケースも増えそうですね。

その他、土曜日に学校施設を利用している老人会や婦人も
運動場や体育館等の使用が制限されそうです。


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